二松学舎大付の1年生・片井海斗内野手が甲子園初アーチ。48年の学制改革後、1年生の本塁打は昨年の緒方漣(横浜)以来で18人目(20本目)。4番打者では83年清原和博(PL学園)10年萩原英之(九州学院)に次いで3人目の快挙となった。

3人の中でも片井は甲子園デビュー2試合目、通算5打席目で打った。清原の6試合目、22打席目、萩原の3試合目、15打席目と比べても、1年生4番の1発としては最速になる。1年生4番の中で90年松井秀喜(星稜)、09年吉田正尚(敦賀気比)、15年村上宗隆(九州学院)はプロでも4番打者だが、松井と村上は無安打、吉田正は単打1本と目立った活躍はなかった。【織田健途】