第95回選抜高校野球(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が大阪・オーバルホールにて行われた。

秋季関東大会覇者で3季連続甲子園出場の山梨学院(山梨)は、大会初日の開幕試合が決まった。

初戦で対戦する東北(宮城)は昨年8月に就任した元巨人の佐藤洋監督(60)のもと、秋季宮城県大会で仙台育英を破り優勝。東北大会でも準優勝を果たした。

山梨学院の吉田洸二監督(53)は「監督さんが代わられて新しい高校野球のスタイルをされているのは知っていた。いつか見学に行って勉強させてもらいたいと思っていたが、すばらしい場所で拝見できて、監督さんのチームを肌で感じられるのはありがたい」とコメント。吉田監督は清峰(長崎)時代から監督として通算15度目の聖地となる。「開幕戦はやめるまでないだろうと思っていたのでびっくり。しっかり準備して天命を待ちたい」と語った。

主将の進藤天内野手(3年)は「ハッブス(大起)くんやWBCで活躍したダルビッシュ投手もいた名のあるチームと対戦できるのがうれしい。開幕試合で高校生らしくはつらつとプレーする姿をみせられれば」と全員野球でまずは初戦突破をめざす。