4年ぶりの夏甲子園を目指す国学院久我山が、5回コールドで初戦を突破した。

背番号1の投打二刀流・木津寿哉(3年)は「3番左翼」でスタメン出場。初回にカウント1-1から2点本塁打を放ち、笑顔で先制のホームを踏んだ。4回にも中前適時打を放ち、3打数2安打3打点と活躍した。「初戦ということで緊張はあったが、初回で打てたことで身体がほぐれた」と笑顔で振り返った。

昨年のセンバツでは3番打者として出場し、4強入りに貢献した。投手としての実力も高く、最速140キロの直球を武器に三振を量産する。昨秋肩を痛めるも、春大会以降は投球練習を再開。昨秋ぶりの公式戦登板にも期待がかかる。

国学院久我山の3回戦は15日、スリーボンドベースボールパーク上柚木で午前10時から石神井-国分寺の勝者と対戦する。

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