両者譲らぬ大接戦の中、細田学園がシーソーゲームをものにした。
細田学園の先発左腕、斎木悠庵(ゆあん)投手(2年)は7回4失点と力投。直前の打席で右手を痛めた影響もあり4-4の同点で迎えた8回に、先頭に左安打を許したところで降板した。
中堅を守っていた背番号1をつける平田良輝投手(3年)が無死一塁で急きょマウンドに上がった。先頭に四球を与え無死一、二塁とするも、バント失敗を誘う力強い直球で押し切り、2者連続の三塁封殺などでピンチを切り抜けた。
8回裏2死一、二塁。ここまで3打数無安打だった主将の松本清馬内野手(3年)が、2点適時二塁打を放ち6-4の勝ち越しに成功した。
丸山桂之介監督(70)は「よくチャンスで打ってくれた。主将で頑張ってくれている子なので。今までで1番の当たりでした」と満足げに教え子の活躍を喜んだ。8回に決勝打を放った松本は「まっすぐを張っていて、スライダーを打ちました。(前の打者が申告敬遠を受けたが)自分が決めてやる気持ちで打席に入りました。チームの雰囲気はとても良いです」と死闘を制した充実感をにじませた。
勝利した細田学園は4回戦で21日、熊谷と対戦する。

