東海大甲府(山梨)が快勝し、15年以来8年ぶり14度目の甲子園出場を決めた。34年ぶりに決勝進出を果たした駿台甲府は、初優勝に手が届かなかった。

東海大甲府の強力打線が、決勝の舞台でもつながった。初回1死一塁、兼松実杜(みつと)外野手(3年)が、逆方向の右翼ポール際まで運び先制の2ランを放った。準決勝の甲府工戦から2戦3発となった。

2-2で迎えた6回には、連打で一挙4点を奪いリードを広げた。初戦から5試合連続で2ケタ安打と、強力打線が存在感を発揮した。

背番号11ながら、今夏主戦の長崎義仁投手(3年)は四球からピンチをつくるが2、3回を最少失点に抑えて切り抜けた。

駿台甲府は、プロ注目の最速151キロを誇る190センチの大型右腕、平井智大(ちひろ)投手(3年)が3番手で7回から登板したが、流れを引き寄せることができなかった。

◆東海大甲府 1946年(昭21)、山梨高等経理学園として創立された私立校。74年から現校名。生徒数は717人(うち女子236人)、野球部は58年に創部で部員数は101人。甲子園出場は春6度、夏は14度目。主なOBは元ヤクルト村中恭兵、中日高橋周平、阪神渡辺諒。所在地は甲府市金竹町1の1。八巻英世校長。