全国高校野球新潟大会で初優勝した東京学館新潟が26日、初の甲子園に向けて始動した。新潟大会のベンチ入りメンバーはランニングなど軽めのメニューで汗を流した。

歓喜の初優勝から1日。ナインには、まだ興奮が残る。「昨夜(25日)は寝落ちした」という主将の八幡康生捕手(3年)は「午前6時に目が覚めたので、サヨナラの場面の動画を見直した」と笑う。中越に6-5で9回逆転サヨナラ勝ちした25日の決勝・中越戦(6-5)の喜びに改めて浸った。

ただ、気持ちはすでに甲子園モードだ。八幡主将は「新潟県代表になって1つ1つの行動が見られることになる」とナインを引き締めた。旅川祐介監督(41)は練習前、選手を集めて「すべてを出し切るために、すべての準備をしよう」と今後の心構えを話した。

今日27日は学校による壮行会が行われる。ナインは8月1日に甲子園入りする予定で、それまで毎日練習する。「まだ自分たちは未熟。もっと練習しないと」と八幡主将。実力アップを図りながら本番に備える。

○…エースの涌井陽斗投手(3年)は「昨日(25日)もそうでしたけど、朝起きたときも実感はないです。昨日もなかなか眠れませんでした」と笑った。新潟大会は4試合に登板し18回を投げ、4失点。23安打を打たれたが、与えた四死球は2と抜群の制球力を見せつけた。「甲子園は見に行ったこともないので、(マウンドに立つ)イメージは湧かないが、ワクワクしている。これからしっかり調整していきたい」と初の聖地に向け、動き出す。