ノーシードから9年ぶりの甲子園出場を目指した日大鶴ケ丘だったが、18年決勝のリベンジを日大三に果たせなかった。

先発した比江島幹(みきと)投手(3年)の力投も実らなかった。

2回にソロ本塁打を被弾し先制を許したが、4回に後藤健太内野手(3年)が左越えにソロをたたき込み試合を振り出しに戻した。

6回には無死満塁のチャンス。2四球と安打で好機をつくったが、2者連続三振の後、二ゴロに打ち取られ、無得点に終わり、相手に流れを渡した形となった。

勝ち越しを許したのは、7回だった。死球と犠打で1死二塁とされ、中前に適時打を放たれた。8回にも1点を追加され、1-3とされた。4度目の甲子園とはならなかった。