履正社(大阪)が鳥取商を破り、優勝した前回19年以来4年ぶりの白星を挙げた。夏の甲子園の連勝を「7」に伸ばした。

1回、4番森田大翔内野手(3年)が左翼へ3ランを放ち先制。その後、追加点が奪えなかったが7回、5番西田大志外野手(3年)、6番増田壮投手(3年)の連続適時打で3点を奪った。

守っては先発の増田壮投手(3年)が7回を4安打無失点。2人目の福田幸之介(3年)も1回を無失点。9回は高木大希(2年)が締め3投手で完封した。

履正社は2回戦で高知中央と対戦する。

鳥取商は打線が沈黙。2年連続4度目の出場となった今回も甲子園初勝利を挙げることはできなかった。

◆履正社が夏7連勝 履正社は前回出場の19年に優勝しており、夏の大会7連勝となった。夏の連勝1位は中京商(現中京大中京)の22連勝。大阪勢ではPL学園(16連勝と14連勝)、大阪桐蔭(13連勝)に次ぐ3校目の2桁連勝なるか。

◆鳥取県勢8連敗 鳥取県勢は15年以降、中止の20年を挟み8大会連続初戦敗退。継続中の初戦連敗では佐賀県勢(8連敗中)に並び全国47都道府県で最長。