13年ぶり出場の北海が初戦で姿を消した。先発した松田収司投手(1年)が9回無失点と好投したが、打線が援護できず、タイブレークによる延長戦に突入。10回表に死球による押し出しで1点を挙げたが、10回裏1死満塁で2番手の新屋敷寿也(2年)がサヨナラの2点適時打を浴びた。

松田は9回122球を投げて、7安打5奪三振無失点と好投。「直球が走らず調子が上がらない中で抑えられたことは良かった」と手応えを語った。大舞台で得た自信を一冬で実力に変えるつもりだ。「いい経験になった。センバツに向けて球速を上げていきたい」と来春を見据えた。