第96回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)に出場する北海が17日、開会式のリハーサル後に奈良学園大グラウンドで練習を行った。
打撃好調な背番号19の長谷川駿太(3年)が、22日の1回戦、大阪桐蔭戦での出場のチャンスをうかがっている。本職は右翼だが、1週間前にレギュラーが定まっていない三塁の練習を始め、スタメン入りも視野に入れる。「先発として出たい気持ちが強い。自分が打って勝ちたい」と意気込んだ。
9日に大阪入りしてから平川敦監督(52)の指示で、控え選手のグラブを借りて三塁の守備練習を始めた。14日の高野山(和歌山)との練習試合では7番三塁で先発出場し、適時打を放った。実戦の先発出場は1試合だが、全9試合に出場し、12打数4安打、打率3割と好成績を残している。「期待されていると感じている」と手応え十分だ。
昨夏の甲子園でも背番号19でメンバー入り。大会前に体重を増やして打撃の調子を上げて、2回戦の浜松開誠館(静岡)戦で先発出場を果たした。今回も大阪入りからの9日間で、77キロから2キロ増え、増量がきっかけになって安打が増え始めた。「体重が増えてバットを強く振れていて調子がいい」。昨夏の浜松開誠館戦では2打席凡退。「スタメンに入って周りの声が聞こえないくらい緊張した。1回経験できたことをセンバツで生かしたい」と、2度目の甲子園を見据えた。【石井翔太】
○…北海の平川敦監督(52)は、大阪桐蔭の西谷浩一監督(54)との監督対談で「対戦できることを光栄に思って戦いたい」と意気込んだ。春夏計9度の全国制覇を誇る難敵相手の試合展開について「1イニング1イニング全力で戦わないと厳しい試合になる」と気を引き締めていた。

