雨天のため1試合のみが行われ、春の県王者の大分が延長11回タイブレークの末、北陵(佐賀)に2-1でサヨナラ勝ちした。他の3試合は中止順延。日程は2日連続で延び、25日休養日を挟み、26日準決勝、27日決勝に変更された。22日は午前9時から継続試合の大牟田(福岡)-神村学園(鹿児島)、明豊(大分)-エナジック(沖縄)、春日(福岡)-佐賀北の3試合が行われる予定。

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北陵は佐賀大会3位からの“下克上”はならなかったが、意地は見せた。エース右腕、江口未来(みらい)投手(3年)が緩急を使って6回5安打無失点の好投。延長11回にサヨナラ打を浴びたが、浦田豪志監督(44)は「投手2人はよく粘った」とねぎらった。とはいえ、攻撃面には課題が残り「決定力が。私も試合を焦らせた」と反省した。