今春センバツ組の神村学園(鹿児島)が、同校初の雨天中断による大牟田(福岡)との継続試合を8-1の7回コールドで制し、初戦を突破した。2日連続順延も集中力を切らさず、投打にかみ合った。

20日初戦の4-1の5回裏2死二塁からの仕切り直しから、6、7回の連続得点で4点を奪いサヨナラコールドだ。6回2死二塁で、中前適時打を放ったセンバツで本塁打を放った4番正林輝大外野手(3年)は「夏への通過点として、いい形で夏へつなげたい」と困難を乗り越えた勝利に前を向いた。