静岡大会は4強が出そろった。掛川西は13-0の5回コールドで駿河総合を破り、2年ぶりの準決勝進出を果たした。6番石川大峨内野手(2年)が先制打を含む3安打4打点を記録するなど、15安打を浴びせて圧勝した。春王者でAシードの加藤学園は、浜松工に5-1と逆転勝ち。21年ぶりに準々決勝を突破した。静岡、聖隷クリストファーも勝利。準決勝は、27日に草薙球場で行われる。

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聖隷クリストファーの左右の投手2枚看板が、チームを2年ぶりの4強に導いた。Cシード知徳に4-2と競り勝った。

先発した右腕エース袴田行紀投手(3年)が6回1安打1失点と好投。3回までボール先行も、4回以降は本来の投球を見せた。「4回から体の軸ズレを修正。配球も変化球主体に変えた」。苦しみながらも115球で先発の責任を果たした。

4-1の7回から救援登板した1年生左腕・高部陸投手が3回1失点。エース袴田から「自分を信じ、思い切って腕を振ってこい」と送り出された背番号20は「勝ててほっとした」と汗をぬぐった。

ノーシードから駆け上がったチームは準決勝で静岡高と対戦。袴田は「難敵だが、最少失点に抑えて勝利するだけ」と意気込んだ。【山口昌久】

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