名将のノックに、ナインの表情が引き締まった。
青森山田は19日の全国高校野球選手権大会準々決勝に向け、兵庫・西宮市内のグラウンドで練習を行った。日大山形と青森山田の監督として、春夏通算22度の甲子園出場を果たし、現在青森山田野球部のアドバイザーを務める渋谷良弥氏(77)が、準々決勝に挑む選手らにノックで気合を入れた。
橋場公祐主将(3年)は「渋谷先生が打つことは本当に珍しいことなので、みんな気合も入った。この上ない雰囲気になった」と振り返る。練習は、同校の黄金期を築いた渋谷氏のノックで始まり、その後打撃練習へ。守備からリズムをつくるチームカラーらしく、ノックで集中力を高めると、打撃では快音を響かせた。
19日の準々決勝は滋賀学園と対戦する。橋場は「万全な状態でいける」と意欲十分。守備から試合の主導権を握る。

