昨季覇者の健大高崎が、延長10回タイブレークの末に明徳義塾を破り初戦を突破した。今大会注目の最速158キロ右腕、エース石垣元気投手(3年)は、左脇腹痛から万全ではなくベンチスタート。初戦を託された左腕の下重賢慎投手(3年)が難敵撃破の立役者となった。

昨秋の公式戦は防御率0・30だった。「今のお前なら必ず抑えられる」という石垣からのゲキを力に変え、降りしきる雨も気にせずに136球の熱投で1失点完投。2点を勝ち越した直後の10回裏を5球で締め、最後は大きくガッツポーズだ。「石垣が状態がよくない中で、自分ができるだけ長いイニングを投げたかった。苦しいゲームでしたが、何とか勝てて良かった」と、勝利をかみしめた。全力投球ができない石垣は次戦の登板も不透明。そんな中、安定感抜群の左腕が連覇に導く。

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