手に汗握る接戦を制したのは岡山学芸館だった。

3回裏に岡山学芸館が1点を先制するも、5回表に3失点し、おかやま山陽に逆転を許した。

それでも5回裏に1点、6回裏に3点を奪う攻撃で再び逆転。おかやま山陽の猛追を振り切り、2年連続4度目の甲子園出場を決めた。

吉井翔悟投手(3年)は3点目を奪われた5回途中から2番手で登板し、4回2/3を1失点の好リリーフを見せた。「(おかやま山陽の反撃ムードだったが)9回、2個目のアウトを取って球場の雰囲気が変わった。足が震えた」と優勝をかみしめた。

準決勝は春の中国王者・倉敷商に3-2で勝利。2試合連続で1点差ゲームをものにする勝負強さが魅力だ。

佐藤貴博監督(42)は「1人1人のメンタルが強いし、まとまりがある。本当にすごい子たち。(普段は)人前では泣かないが、今日は泣きそうです」と、聖地への切符をつかみ取ったナインをねぎらった。

チームの目標は3回戦で敗れた昨夏を超える全国8強。勝負強さは甲子園でも必ず光るはずだ。

◆岡山学芸館 1960年(昭35)創立の私立校。生徒数は1396人(女子674人)。野球部は70年創部で部員108人(うちマネジャー11人)。甲子園は春1度、夏4度目。主なOBは日本ハム金村尚真、芸人井上聡(次長課長)ら。所在地は岡山市東区西大寺上1の19の19。森健太郎校長。

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