<高校野球福岡大会:柳川6-3香椎>◇14日◇2回戦

 阪神真弓監督の母校でもある福岡屈指の名門柳川が、延長10回の激闘を制して初戦(2回戦)を突破した。9回表の最後の攻撃まで香椎に1点をリードされる苦しい展開。土壇場で田中藍人投手(3年)の適時二塁打で追いつき、延長10回に3点を奪って、ようやく突き放した。今春に就任した藤丸健二監督(43)は「夏の初戦で硬くなり、苦しい試合展開になった。最後はやってくれると信じていた」と話した。