<明治神宮大会:関西10-2春江工>◇13日◇高校の部準決勝◇神宮

 関西(岡山)が7回コールド勝ちで7年ぶり3度目の決勝へ駒を進めた。左腕・児山祐人投手(2年)が8安打を浴びながらも2失点で切り抜けた。立ち上がり制球が定まらず、初回に1点を失ったが、途中から変化球主体の配球に切り替え、自慢のシンカーがさえた。「(大量点に)気持ちは楽だったが、スコアが0-0のつもりで気を抜かず投げました。優勝して、歴史を塗り替えます」と、3度目の挑戦での初優勝、センバツ切符をつかむ。