<高校野球香川大会:坂出商5-3大手前高松>◇27日◇決勝◇香川レクザムスタジアム

 坂出商が大手前高松を下し、20年ぶり8度目の甲子園出場を決めた。

 坂出打線は序盤こそ、大手前のエース左腕佐治直哉(3年)に苦しめられたが、疲れのみえた7回に2点差を追いついた。9回表2死から川瀧遼平(3年)が右翼越えの二塁打。続く4番金岡侑汰(3年)が敬遠気味に歩かされ2死一、二塁。最後は5番掛上幸太郎(3年)の一塁線を破る三塁打で逆転した。

 終わってみれば14安打。6試合43得点の攻撃力で頂点に立ち、学校創立100周年に花を添えた。