<全国高校野球選手権:八頭6-1角館>◇16日◇2回戦

 角館はエース相馬和輝(3年)が中盤につかまった。

 5回に暴投もあってピンチを背負い、勝ち越し打を浴びる。6回は4長短打で3点を奪われ降板した。

 春夏通じて初出場のチームを勝利に導けず「無駄な力が入って球が浮いてしまった。メンタルの弱さが出てしまった」と大粒の涙を流した。

 自己最速の143キロを出すなど随所で光る投球も見せた。

 大学に進む予定という右腕は「目標はプロ野球選手。しっかり練習して上で通用する投手になりたい」と飛躍を誓った。