<高校野球福岡大会:東筑7-5飯塚>◇24日◇準々決勝

 県屈指の進学校・東筑が春季九州大会準Vの飯塚を下し、6年ぶりに4強入りした。昨冬から多い日で1日1000スイングし、150キロ近い打撃マシンで打ち込んできた好投手対策が実った。5-5の6回途中から飯塚エース猿渡真之(3年)が救援も、動揺はない。猿渡が「食らいつかれ嫌だった」という必死の攻撃で7回に2点を奪い突き放した。春夏通算7度出場も夏は96年以来遠ざかっている。主将の江崎龍成捕手(3年)は「次も機動力で1点をもぎ取る野球をする。OBのためにも今年こそ甲子園に出たい」と熱かった。