日刊スポーツ記者がお勧めする全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ投手編」。

 最速150キロの盛岡大付(岩手)エース右腕松本裕樹(3年)は、器用さも持ち合わせコントロール抜群。今秋のドラフト上位候補だ。昨年のセンバツは安田学園戦で先発し、チームの甲子園初勝利に貢献したが白星はつかず。「甲子園で勝ちたい」。力をところどころ抜きながら淡々と投げるのが特徴だが、最後の夏は全力投球を見せてくれるはずだ。