<高校野球北大阪大会>◇26日◇決勝

 大阪桐蔭が2-0で履正社を破り、2年ぶりの夏の甲子園出場を決めた。初回に4番の萩原圭悟一塁手(3年)の適時打で1点を先制。6回にも萩原の適時打で2点目を挙げた。エース福島由登(3年)が履正社打線を6安打完封。中田翔投手(当時3年、日本ハム)を擁した昨夏は決勝で涙をのんだだけに、西谷浩一監督(38)は「決勝で勝たせてやれないのは、指導者の責任。かわいそうな思いをさせてしまった。同じ悔しさを繰り返すまいと思って、この1年やってきました」と声を詰まらせていた。