DeNA高橋尚成投手(40)が18日、横浜市内の球団事務所で引退会見を行った。

 冒頭で「今年で現役を引退することをご報告します。ジャイアンツで10年、アメリカで4年、ベイスターズで2年、現役生活16年という長い野球生活を全うすることができました。今まで応援してくださったファンのみなさま、本当にありがとうございました。残り少ない現役生活ですが、今まで通り、楽しく野球に取り組みたいと思います。本当にありがとうございました」と今季限りでの現役引退を表明した。

 高橋は99年ドラフト1位で巨人に入団。即戦力左腕として1年目から先発ローテの一角を担い、9勝をマークした。07年には自身最多の14勝を挙げ、最優秀防御率のタイトルも獲得。リーグ優勝の原動力として大きく貢献した。09年オフに海外FA権を行使し、活躍の舞台を米国に移した。メッツ、エンゼルスなど4球団でプレー。渡米2年目以降は、リリーバーとして存在感を発揮してきた。昨季からDeNAと2年契約を結び、5年ぶりに国内復帰した。