オコエに負けない! 西武ドラフト4位、大滝愛斗外野手(18=花咲徳栄)が同い年のライバルに闘志を燃やした。遠投120メートル、50メートル6・0秒の身体能力の高さが武器。今は同じポジションの楽天ドラ1、オコエ瑠偉外野手(18=関東第一)が注目を集めるが、「自分の中では負けてる気がしない」と言い切った。

 昨夏の甲子園で高校通算28号となるランニング本塁打を放つなど、走攻守3拍子そろった素材。7日スタートした新人合同自主トレでも、胸囲105センチの体格の良さが目を引いた。高校時代は野性児と呼ばれており、「人間じゃないような動きをよくするって言われてました」と笑った。

 木製バット対応のため、昨秋から週6000スイングをノルマに振り込み、努力も欠かさない。「(オコエは)注目度が全然違うけど、その方が自分もがんばれる。開幕1軍を目指して、プロで一番の選手になりたい」と力を込めた。