俳優の寺島進(52)が始球式を行った。

 この日は「群馬県沼田市スペシャルデー」として開催。同市は出浦昌相役で出演中のNHK大河ドラマ「真田丸」と縁が深いことからの登板となった。

 大歓声を浴びながら登場すると、捕手炭谷に向かって首を振り続け、マウンドに来るように要求。サイドハンドから投じた1球は、見事ノーバウンドでミットに収まった。

 初めての始球式を終えると、「あれだけの大観衆の前でパフォーマンスできることは、役者冥利(みょうり)につきますね。楽しみました」と笑顔。炭谷を呼び寄せた理由を問われると、「普通にやっても面白くないんでシャレで。『サインが合わないじゃないか。どこ投げるかわからないから、絶対に捕れよ』って伝えました」と笑わせた。

 野球は見るのもプレーするのも好きとのことで、「(西武、日本ハムの)両ベンチとも、ゴールデンウイークぼけか、気合の入り具合はまあまあだったかな」と寺島節で激励。「でもみんな明るく迎えてくれて、うれしかったね」と感謝していた。