楽天は投打の起爆剤も不発に終わり、８連敗となった。

　先発は「困ったときのボブ」こと川井が今季初登板初先発したが、４回５失点で試合後には２軍での再調整が決まった。１回２死一、二塁から浅村に許した先制２点二塁打の１球を悔いた。「次のバッターとの勝負でもいいと思ったんですが、初回だったこともあり、気持ち的に勝負にいってしまいました」。

　野手では３月に左手首を痛め出遅れた新外国人アマダーが、初スタメンで初打席初安打を記録したが得点には結び付かなかった。２回１死から中堅越えの一打は、秋山が打球を見失い三塁打となった。「自分のリズムを早くつかみたいので、４打席立てたことはよかった。打席に多く立ち、少しずつ日本のスタイルに対応していきたい」と話した。