試合後、DeNA三浦大輔投手(42)がファンを前にあいさつを行った。

 本日は、私三浦大輔のために、このようなセレモニーを開いていただき、本当にありがとうございます。

 92年、大洋ホエールズ最後の試合でプロ初登板しました。1年目に遠藤さん、2年目に斎藤さんの引退セレモニーを見て、こういう選手になりたいと思って頑張ってきました。

 25年、楽しいこともたくさんありました。勝って自分が喜んでいるのに、皆さんがもっと喜んでくれて、また喜びました。でも、それ以上に、いっぱい負けました。今日も、最後の最後まで迷惑かけて、申し訳なかったです。

 苦しいとき、心が折れそうなときもいっぱいありました。皆さんが背中を押してくれたおかげで、倒れず、1歩1歩踏みしめてこれました。たくさんの人に支えられた。感謝しています。…いろいろ考えてきたんですけど、頭の中が真っ白です。本当に、このような…このまま時間が止まってくれれば、と思います。

 チームはCSが控えています。やっと、CSに行けます。どんどんチームも変わって、苦しかった時を乗り越えて、横浜DeNAベイスターズはいいチームになっています。横浜一筋でこれたことを誇りに頑張っていきます。

 ヤクルトスワローズの皆さま、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。スタッフ、選手、監督、コーチ。球団職員の皆さま、本当にありがとうございます。それと、普段はなかなか口に出して言えませんが、家に帰れば家族が支えてくれました。本当にありがとう!

 25年間応援していただき、感謝します。今シーズンをもって引退しますけど、これからも三浦大輔はずっと横浜です。ヨ・ロ・シ・ク! ありがとうございました!