西武浅村が2回、通算100号となるアーチを左翼席中段にかけた。「球種問わず、真ん中に来たらいこうと思いました」という3ランで39打点に到達。シーズン143打点ペース。パ・リーグで試合数以上の打点を挙げたのは、85年ロッテ落合(146打点)までさかのぼる。「今年は本塁打は出ない。ヒットをたくさん打つ年なんだと、自分に言い聞かせていました」。この日は豪快な本塁打だったが、勝利にこだわる姿勢が打点数に表れている。

 ▼通算100本塁打=浅村(西武) 20日のソフトバンク8回戦(メットライフドーム)の2回、中田から今季4号を放って達成。プロ野球282人目。初本塁打は10年8月10日の楽天14回戦(Kスタ宮城)で山村から。