大商大(関西6大学)が京都学園大(京滋大学)との接戦を制した。

 7回まで0行進が続いたが、大商大が均衡を破った。8回、1死二塁から4番坂田一平内野手(4年=広陵)の適時二塁打で先制。9回に失策から同点に追いつかれるも、直後に2死満塁から押し出し死球でサヨナラ勝ちした。

 先発の大西広樹投手(2年=大商大高)は9回1失点の好投を見せた。自身初の全国の舞台に、試合前は緊張で足ががくがく震えるほど。それでもマウンドでは緊張を全く感じさせず堂々と完投した。初めての東京ドームのマウンドも「固いところがめっちゃいいです」と相性ばっちり。富山陽一監督(52)も「大西がうちで1番いいピッチャー。落ち着いて投げていたと」信頼を口にした。