巨人が、投打で今季ワースト記録に並ぶ完敗で、リーグ再開後2連敗スタートとなった。先発マイコラスが7回途中6失点で降板するなど投手陣が崩壊し、今季ワーストタイの17被安打。打線も今季最少に並ぶ4安打と沈黙した。高橋監督は「投手陣よりも、攻撃できていないということの方が大きい」と厳しい表情だった。

 2戦連続でサウスポーに封じ込められた。前日のバルデス同様、小笠原のチェンジアップと内角直球のコンビネーションに手を焼いた。初回1死二塁の先制機を逃すと、3回から8回まではゴロを打たされて無安打に封じられた。高橋監督は「(1回は)先に点を取るというところで3、4番に託すのが最善かなと思いましたけどね。攻撃するタイミングがなかなかできなかった」と振り返った。投打がかみ合わず、先制された試合は21連敗となった。