巨人から金銭トレードで加入した楽天ルイス・クルーズ内野手(33)が「6番・遊撃」でスタメン出場し、1安打1打点といきなり存在感を示した。

 2-1の8回、アマダーの14号ソロで2点差とし、なおも1死一、三塁の好機で「今江もアマダーもいいところで打った。自分も打てるように」と、ソフトバンク3番手の森から左前へ移籍後初の安打となる適時打を放った。

 守備でも1回と3回に併殺打を完成させるなど軽快な動きを見せ、8回からは二塁も守った。「監督がどこで使ってくれても準備はできている」と、攻守にわたり起用に応えた。

 移籍初日で、Koboパーク宮城のお立ち台に上がったクルーズは「チャンピオンになるためにここに来ました。久しぶりにファンの歓声を聞けてうれしい。明日も準備はできている」と、活躍を誓った。