プロアマ合同の日本野球協議会の侍ジャパン強化委員会は、侍ジャパントップチームの監督に前日本ハムの稲葉篤紀氏が就任することを発表した。

 「東京五輪は56年ぶりという国を挙げての記念すべき大会。野球が復活するので、しっかり金メダルを取りたい。チームの和が大事。私個人の話では、北京五輪に出てメダルを取れず帰って、そこから野球が(競技種目から)なくなった。もう1度リベンジしたいという気持ちがずっと僕の中であった」。

 早実・清宮に対して、早速興味を示した。

 「非常に僕の中で興味を持っている選手です。高校通算107本、これはこれから抜く選手、なかなかいないんじゃないかという記録を出しました。体も大きくなり、パンチ力もあってホームランも打てる。なかなか左打者でホームラン打者というと今、ソフトバンク柳田選手はいますけども、なかなか出てこない。高校から次(プロ入りか、または)どこに進学するのか分かりませんけど、今度はスピードに慣れていくというのが大事になっていきます。見守り続けたい」。