中日が点の取り合いを制した。

 5-5の延長10回無死一、三塁。8回に7号ソロをマークした福田が放った遊ゴロの間に、勝ち越し点を奪った。両チームで合計6本塁打の空中戦。

 森繁和監督(62)は「勝利のポイントはいくつかあったけど、敗戦のポイントもいくつかあった。いつもここ(東京ドーム)で試合をすると疲れます」と振り返った。

 5-5の9回2死一、二塁からは岩瀬を投入。勝ち越しを許さずチームに流れを引き寄せ、史上最多タイの通算949試合登板を勝ち投手で飾った。42歳左腕に指揮官は「新(記録)の方も狙ってもらわないといけない。1つのアウトを取るのがどれだけ大変か、とんでもない記録ということをみんなも分かってくれたと思う」とねぎらった。