中日武山真吾捕手(33)が3年ぶりの1号ソロを放った。

 0-1の2回。阪神先発の能見の外角への143キロ直球をとらえた。高々と上がった打球は右翼ポール際に着弾した。「負けていたので、何とか後ろにつなごうと思っていただけです」。7月17日巨人戦(ナゴヤドーム)以来の先発マスクをかぶった武山が、先発の2年目左腕小笠原を援護した。

 トレードで中日に移籍してきた14年6月3日ロッテ戦(QVCマリン)以来、1173日ぶりのアーチが同点弾となった。