巨人菅野智之投手(27)が自身最多の14勝目を挙げた。

 6月終了時の菅野は13試合に登板して7勝4敗、防御率2・49だったが、7月以降は8試合で7勝1敗、防御率0・61。この8試合の失点は0、0、0、1、1、1、1、0と、すべて6回以上投げて失点が1点以下。4失点の内訳はソロ本塁打2本の2点、適時安打1点、暴投1点で、7月以降に許した適時安打は8月5日藤井(中日)の1本しかない。

 24勝0敗の13年田中(楽天)はQS率100%だったが、6回以上投げて1失点以下は7試合連続が最長で、8試合連続の菅野は田中を上回る安定感を見せている。