阪神上本はバットでは存在感を発揮した。

 2点を追う5回1死、小笠原の140キロ真っすぐを完璧にとらえて左翼へソロ。14年に並ぶ自己最多の7号で、その後の同点につなげた。「塁に出ることを考えて、思い切りいきました。スタンドまで届いてくれて良かったです」。アーチは8月1日の広島戦以来約1カ月ぶり。試合中のコメントには喜びがあふれていたのだが…。