阪神は10日、掛布雅之2軍監督(62)が今季限りで退任することを発表した。15年からの2年契約を終え、背番号31のユニホームを脱ぐことになった。

 13年オフに就任したGM付育成&打撃コーディネーター(DC)を含めると4年にわたって指導。「若手が1軍で活躍してくれたりだとか、これからも何人もの選手が1軍で活躍してくれると思う。非常に充実した4年間だった」と振り返った。そして「ファンの目の力という部分が、選手を育ててくれたともいえる」と応援への感謝も忘れなかった。 球団からは退任後、「オーナー付のアドバイザー的な立場」での協力を要請されている。後任の2軍監督について四藤慶一郎球団社長(56)は「世代交代を考えていく必要がある」と若手指導者の起用を示唆した。