西武が2回に5安打を集中し、2-2の同点に追いついた。2死一塁、金子侑司外野手(27)が外角直球をはじき返し、右中間を突破する適時二塁打を放った。

 「真っすぐです。中村さんがホームまでかえってきてくれてよかったです」。

 中堅手から遊撃手に球が中継された時点で、本塁突入は微妙なタイミングかと思われたが、一塁走者の中村が激走。三塁ベースコーチの馬場コーチの好判断もあり、生還した。

 続く1番秋山翔吾外野手(29)は135キロの外角変化球を中前に運び、適時打で同点に追いついた。「フォークです。中村さんが激走してかえってきてくれたので、気合で打ちました」と話した。