侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が26日、川崎市内で第28回BFAアジア選手権に出場する侍ジャパン社会人代表を激励した。

 合宿初日を視察し、練習開始前にはドラフト1位候補のJR東日本・田嶋大樹投手(21=佐野日大高)ら全選手の前であいさつを行った。

 「社会人代表ですごくレベルの高い選手ばかりなので、ぜひアジア1位になってほしいという激励です」と説明。選手の印象については「燃えているものがあるなと。そういう感じがしました。日本らしい戦いといいますか、日本は投手王国と言われるように投手がいいので、ある程度しっかりした守りの野球をやりながら攻撃につなげていく野球をしてほしい」と期待。田嶋については「注目されているのは知ってますし、すごく楽しみにしています」と言った。

 3年後の東京五輪では、メンバー入りする可能性もある世代。「十分あり得ると思います。特に社会人は負けられない試合を常にやっていますので、試合勘、経験は豊富だと思いますので、十分入ってくる可能性はあります」とエールを送った。