阪神金本知憲監督が、無得点が続く打線浮上のキーマンに福留、鳥谷、糸井の3人を挙げた。

 「気を抜かずに、消化試合みたいな雰囲気でやらずに。そういうことじゃないかな。ベテランの糸井、トリ、孝介の3人が引っ張ってくれるんじゃないかと思う。野手に関しては、彼らが雰囲気や姿勢を出すかどうかによる。打席とか走塁とか、彼らが作ってくれることを願うしかない。モチベーションをしっかり上げてね」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -新井が昇格

 金本監督 ロジャースが振れてないから。

 -打線が全体的に振れていないと言っていたが

 金本監督 振れない人はよほどのミート力を出さないと。どちらかがないと、速い球は打てない。

 -打線が勢いづけないと

 金本監督 今はね。

 -横浜は長打が出やすい

 金本監督 お互いだから。向こうもそうだし。

 -DeNAの先発は浜口

 金本監督 5連戦だから、みんな、くるだろう。前回は打っているし。甲子園か。

 -左打者を苦手にしているが

 金本監督 そうやね。チェンジアップは右が打ちにくい。

 -リリーフの60試合登板が増えてきた

 金本監督 一番注意してやってきたからね。連投、登板日、何連投までか。球数が多かったから、2連投でやめさせるとか。我慢してやってきたつもり。大きな故障も偏りもなく、よく踏ん張ってくれた。このピッチャーをいきたいと思った時も、他のピッチャーがカバーしてくれたから。みんな、立派だと思う。

 -来季も見据えた起用か

 金本監督 来シーズンどうこうじゃなく、今年1年に関しても、そう。リリーフを壊さないというね。野球人生にも関わってくる。配慮してやってきた。継投でそこを気を使った。無理してもらうこともあったが、まかなえそうな時はまかなった。