さあ、今日こそ10万号記念日だ! NPBの通算本塁打が28日、DeNA梶谷隆幸外野手(29)のソロで9万9996号に達した。1936年(昭11)5月4日に阪神藤井勇外野手が、セネタース戦(甲子園)で1号を放ってから81年。NPBが賞金100万円と表彰を決めている節目の10万号まであと4本となった。29日はDeNA-阪神(横浜スタジアム)、ロッテ-オリックス(ZOZOマリン)、日本ハム-楽天(札幌ドーム)の3カードが組まれているが、だれが打つ?

 日本野球機構(NPB)は、プロ野球通算10万号本塁打の認定について、決定方法を定めている。

 ◆決定基準 本塁打が出た時間で判断する。通常の本塁打ならスタンドに着弾した瞬間、ランニングホームランならホームインした瞬間の時刻で比較。公式記録員が秒単位で計測し、NPBに連絡を行う。

 ◆リプレー検証 リプレー検証後に本塁打と認定された場合も、スタンドに着弾した時間を採用する。ドーム球場で天井に当たったボールが本塁打と認定された場合は、天井に当たった瞬間の時間を採用する。

 ◆アナウンス NPBで集計後、10万号本塁打と認定されれば、イニング間に場内アナウンスでファンに発表する予定。賞金100万円は後日贈呈する。