侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が11日、練習試合初戦となる12日の日本ハム戦に先発3本柱を起用する考えを示した。

 「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(16~19日、東京ドーム)に向けた宮崎キャンプ3日目の練習後「明日は先発が予想される3人は投げます。(広島)薮田2イニング、(巨人)田口3イニング、(DeNA)今永2イニング」と話した。

 ブルペンでは、オーバーエージで招集した又吉の投球練習中に左打席に立った。「切れもありましたし、右のサイドではありましたけど、左のインサイドに、非常に怖さがありました。大事なところでいってもらうという話はしています」と中継ぎエースとして期待する。

 ポスティングシステムで大リーグ挑戦する意思を表明した日本ハム大谷については「彼の夢でもあるメジャーリーグに挑戦できるということで、日本を代表する選手ですし、栗山監督も言ってますが、やるなら日本一ではなくて世界一のピッチャーを目指して欲しい。二刀流もずっとやってきましたので、できれば二刀流でこのまま続けていってほしい。できるならばジャパンというものにも興味を持ってもらいたい。彼を見ているだけでも選手はすごいという目で見る。代表に当然入ってほしいという願いはあります」と期待した。