九州共立大が日体大に、延長10回タイブレークの末敗れた。1-1と試合は膠着(こうちゃく)。雨が降りしきる中、延長に突入したが10回に6失点。2回戦で姿を消した。

 1回戦の名城大戦で、大会タイ記録となる1試合2本塁打を放った、4番片山勢三内野手(4年=門司学園)はこの日、5打数無安打に終わった。「自分のスタイルでちゃんと打とうと思った。今まで4年間通用してきたことが通用しなくて、全国の壁は高いなと思いました」とうなだれた。

 176センチ、110キロの体格から生み出すパワフルなスイングが特長の右スラッガー。卒業後は社会人でプレーする予定で「今と変わらずホームランバッターを目指していきたいです」と力強く話した。