阪神の若き外野手は来季の巻き返しを期す。板山祐太郎外野手(23)と緒方凌介外野手(27)がともに15日、高知・芸西村の宿舎で契約交渉に臨んだ。

 プロ2年目の今季、1軍3試合出場にとどまった板山は50万円減の年俸850万円で更改。「(開幕前まで)自分のなかで手応えはあったけど、結果が伴ってこなかった。自分の打撃スタイルを見失った焦りで、1年間来てしまった」と話した。ルーキーだった昨季は40試合に出場しており、巻き返しに燃える。一方、緒方は今季、1軍昇格できず、50万円減の750万円でサインした。「(キャンプの)課題どうこう言える年齢、立場でもない。いま、ここに来ている他の選手より、アピールしないと厳しい」と危機感をにじませた。(金額は推定)