日本ハム栗山英樹監督(56)が29日、特任教授を務める白鴎大で、大谷翔平の歩みをテーマにした特別講義を行った。

 集まった450人の学生の前で、自ら作成した資料「プロセスと結果『チームと個人』大谷翔平の歩みとチームにもたらしたもの」をもとに「翔平を通して、何で彼が成功していったのか」を熱心に語りかけた。

 外出時に指揮官へ連絡する「大谷ルール」や、読書など野球以外の世界から知識を取り入れようとすることの大切さ説いた。

 「自分が大事だと思ったら押し通す。自分が本当に、そう思っているのか流されていない? ぜひそういう時は心の中、頭の中で整理してから向かってください」と呼びかけていた。