西武佐野泰雄投手(24)が5日、メットライフドーム内で契約交渉に臨み、200万円増の推定1500万円で更改した。

 3年目の今季は5月中旬からローテーションの一角を担い3勝(1敗)を挙げるも、6月17日中日戦の初回に左膝に違和感を訴え緊急降板。外側半月板損傷と診断され、同月末に手術を受けた。患部はほぼ完治し、11月にはブルペンでの投球が行えるまで回復。「膝は問題なく使えるので、前よりもいいフォームで投げられるようにしていきたい」と力を込めた。

 来季に向け「今年は1軍で1カ月くらいしか働いていない。開幕から先発ローテーションに入って、今年の分も取り返したい」と意気込みを示した。