阪神は13日、ウィリン・ロサリオ内野手(28=韓国ハンファ)と来季の選手契約を締結したと発表した。背番号は20。

 ロサリオは球団を通じて「タイガースの監督、コーチ、スタッフの皆さんとタイガースの一員になれたことを誇りに思います。韓国にいる日本人のコーチやスタッフに、日本のことをいろいろと聞いて興味を持っていましたので、来季から日本でプレーすることにとてもわくわくしています。KBOでの成績が評価され、日本での新しいチャレンジをつかむことができましたので、このKBOでの経験を糧に自信をもってプレーしたいと思います」とコメントした。

 ロサリオはドミニカ共和国生まれ。06年にロッキーズ傘下でデビューし、11年にメジャー初出場。メジャー実働5年、447試合で71本塁打。16年からハンファに移り、2年連続3割30発100打点の大砲だ。

 揚塩球団社長は「契約をまとめることができ、ほっとしたというのが正直なところです。MLB、KBOの所属球団との激しい争奪戦の中、契約をまとめてくれた編成スタッフに感謝したいと思います。ロサリオ選手は、韓国球界での成績も申し分ありませんし、編成ポイントでもあった右の長距離砲ということで、打線の活性化につながる選手だと思っております。金本監督の下、リーグ優勝、日本一に向けて活躍してくれることを大いに期待しております」と喜んだ。