ソフトバンクの一昨年のドラフト1位右腕、高橋純平投手(20)が成人の誓いを胸に、プロ3年目の飛躍を誓った。17日、福岡・筑後市のファーム施設に戻り、自主トレを再開した。

 成人式は8日に地元・岐阜で出席。「世間的にも大人と認められて、さらに自覚を持たないといけないと思った」。年明けから東京、名古屋、岐阜のジムでウエートトレを中心に体を鍛えてきた。昨年の春のキャンプでは先発入りの期待もされたが、結果を残すことができなかった。4月14日のオリックス戦(ヤフオクドーム)でプロ初登板。その後は2軍生活で2年目を終えただけに悔いの残るシーズンとなった。「もうルーキーでもないし、チーム内でも“大人”になりたい」。肩回りを強化し、一回り大きくなった。「筋力計測が楽しみ」と、20日以降にブルペン入りする予定。ライバルひしめく投手陣の中で、キャンプでは初日から快投を披露するつもりだ。