ヤクルト山田哲が、7年ぶりに復帰が決定的なメッツFA青木との“共闘”を誓った。すでに「よろしくお願いします」とLINEで連絡済み。「一緒にプレーするのは素直にうれしいです」と喜んだ。

 憧れの先輩だ。青木を追いかけるように、背番号は「23→1」と同じ系譜をたどってきた。ヤクルトで同時期のプレーは11年の1年間だけだが、昨年のWBCでは主に1番打者として3番青木と世界と戦った。「大先輩だけど気さくに話をしてくれる。野球に対する引き出しがたくさんあって、いろんな情報を教えてくれる。頼りになります」と尊敬の念は尽きない。

 再び一緒にプレーするからには、自身のレベルアップも必須だ。今日からの春季キャンプに向け「相当ハードになると思う。とにかくけがをしないように。その中でしっかり体を鍛えられたら」と意気込んだ。新旧「ミスタースワローズ」の最強タッグが、ヤクルト復権の鍵を握る。【浜本卓也】